季節は夏のまっただ中です。毎日良い天気なのは仕事には、いいことですね。
今回のお話の現場は日野からはちょっと遠い杉並区のお宅の塗り替え工事のときの出来事です。
現場まで向かう時間がかかるので夏場に伺うことにしておりました。
明るい時間帯が長ければ、作業も少しは余裕をもってできるからです。
とは言え夏場なので、とにかく暑いし一日を目一杯動きまわって作業すると、かなりバテバテになります。
朝、現場に向かうときは有料道路を利用しますが、帰りは一般道です。
有名人に遭遇したのは、帰り道のときです。
たしか、三鷹台という駅の近くの踏切でのことです。
その日も風がない蒸し暑い一日でした、フラフラになりそうなので早めに
手じまいしようと思っていたのですが、結局帰りは暗くなってしまいました。
もちろん、体は疲れているし、頭なんかボーッとしてまわりません。
そんな時、踏切でつかまり、なかば放心状態で向こう側を見ていると
テレビか何かで見たことのある有名な方がやはり踏切待ちをしているではないですか。
「やっぱ、都心に近いと芸能人の方とか住んでいらしゃるんだなー。」
とか思いつつ、拝見しておりました。
ただ、誰だったか思い出せません、歌手?俳優?芸人じゃないような
気がします。
昼間の暑さのせいで頭が回らない感じです。
とにかく、有名人であることは間違いはありません。
踏切を抜けて一路日野の自宅へ、
府中の試験場がある東八道路を走っているとき、ついに思い出しました。
さっきの有名人の方のお名前を
ズバリ オスメント君です。
ご覧になった方はご存じでしょうが映画「A.I」でロボットのディビット役を演じた彼です、スティーブン、スピルバーグの作品で物語の最後には涙がとまりませんでした、感動作でした。
踏切で出会ったのはオスメント君だったのです、思い出しました、
思い出せてよかった。
と、ちょっと待ったぁー!いるわけないだろー!
そうです。
もう、うすうす分かっていらしゃると思われますが、他人のそら似だったんです。
まあ、自分で自分につっこんだわけですが、暑いといろいろなことがおこります、改めて気をつけて帰宅することを決意したのは
言うまでもありません。